東北三大火祭りの一つ、青森のねぶたが始まるのはいつなのでしょうか?
ねぶたの期間と、ねぶたまでに昼間に行くことができる青森の観光地のおすすめは?
また、ねぶた最終日の花火とはどういうものなのかまとめました。
もくじ
青森のねぶたはいつから?
東北の火祭りとして有名なねぶた。
その開催期間は、毎年必ず同じ日にちで、8月の2日~7日です。
時間もねぶたに火がともる暗くなってからの、およそ19:00~21:00です。
2~7日毎日運航はありますが、毎日が同じ内容ではないので見どころがちがうんです!
ねぶたの日程
8月1日は前夜祭が行われます。青森東側の温泉で有名な浅虫で花火の打ち上げがあるんです。
青森駅近くの青い海公園特設ステージではねぶた囃子持久力大会やダンスなど様々なイベントが開かれ、屋台もたくさん!
まだねぶたは動きませんが…ラッセランドというねぶた小屋でねぶたを間近にみられるんですよ~。
8月2日・3日は子どもねぶたと大型ねぶたです。
大型ねぶたはすべてが出るわけではないですが、子どもたちが一生懸命ねぶたを引き、囃子の演奏も行います。
徐々に盛り上がってきますよ~。
8月4日は、「ねぶた賞」などのねぶたの審査が行われ、審査は市役所前で毎年行われます。
審査があるので、この市役所前では囃子方がパフォーマンスをしたりと一番気合が入るんですよ!
8月5日・6日はいよいよクライマックスに向けてすべての大型ねぶたが連日運行します。
6日にはねぶた賞などの発表があり、賞をねぶたに掲げての凱旋になります。
いよいよ最後ですね~ねぶたの引き手も囃子方もハネトも盛り上がります!
すべての日程で天気がいいとは限りませんから、雨天時はどうするのかと思いますよね?
でも、青森のねぶたは雨天は関係ないんですよ!
ねぶたはビニールをかぶせられますが、ハネトと囃子はずぶぬれでも踊り、演奏します。
むしろ「雨だと盛り上がるよね!!」くらいの勢いなんです。
見る場合には、傘がだいぶ邪魔になりますので、雨合羽を用意しておくと安心ですね。
7日は唯一の昼間の運行がある日で、13:00~15:00です。
昼間のねぶたは光がともっていませんが、それもまた違った雰囲気を楽しめます。
花火はなかなかのボリュームで、ねぶたが海で行きつ戻りつ、囃子も遠くに近くに聞こえます。
この競演、見る価値ありです!
駐車場は民間の駐車場他、青森操車場跡地北側駐車場(有料)があります。
ねぶたが終わってからが混雑するので、注意したほうがいいです。
青森のねぶたの期間、昼間は何をすればいいの?
青森ねぶたは夜のお祭りですので、昼間は何をして過ごすといいのかといいますと…。
近場の観光地を回ったり、ちょっと足を延ばして遠くまで行くことができます。
市内の観光地のおすすめ
青森で市内での観光地はいくつかあります。ねぶたが始まるまで訪れてみてはいかがですか?
駅前のワラッセ・A-FACTORY・ラッセランド(ねぶた小屋)
制作小屋であるラッセランドでは、お昼くらいから運行の準備がされてるんですよ。
ねぶたを補修したり、囃子方が集まって太鼓の準備などを始めます。A-FACTORYでは、青森の特産品やレストランなどが入っています。
ワラッセでは、ねぶたミュージアムやカフェ・レストランがあります。
ねぶたを見る前に、こちらで腹ごしらえというのはどうでしょう?
三内丸山遺跡
約5000年前の縄文時代、日本の中心は青森だった?かも?な、遺跡。
巨大な6本柱がどどーんと見える三内丸山遺跡。
この遺跡となかなか立派な縄文時遊館という施設は、なんと無料で見学できます。
ガイドさんもいるので説明してもらえます。
ゆっくり悠久の時に思いを馳せてもいいですね。
また、まが玉をつくる体験などもありますので、子どもも楽しいですよ!
青森県立美術館
三内丸山遺跡と隣接(といってもちょっと歩きますが)しています。
青森に由来する画家の展示などがあります。
棟方志功・奈良美智・阿部合成・工藤甲人・工藤哲巳・関野準一郎などが主な作家です。
静かにアートを楽しむのもありですね!
青森観光物産館
海側に立つ三角の建物で、観光みやげを買うのに最適!
おすすめは、りんご丸ごと一個を使った「気になるリンゴ」と焼肉に必須「スタミナ源タレ」です。
温泉に行く
青森は温泉が有名で、青森市民は朝風呂が好きなんです!
どの温泉も大抵朝早く(朝6時くらい)から営業しているので、朝食後にまずはお風呂っていうのもいいかな、と。
駅前にも温泉はありますし、貸し切りのできる家族風呂もあるところもあります。
小さいお子さんがいて一緒に入りたい場合や贅沢にゆっくりつかりたい方におすすめです。
浅虫水族館
青森の東に位置する浅虫にある水族館でイルカショーもあり、子供も楽しめます。
大きなエイや魚たちが泳ぐ大水槽やショーを引退したイルカのいるイルカ館でゆっくりイルカを見ることができます。
二階にはタッチコーナーがあって、ホタテ貝などに触ることができます。
合浦公園(がっぽこうえん)
青森市中央部にある全国でも珍しい、海のある公園なんですよ~。
夏には海水浴場としてにぎわっていますし、遊具もありますのでお子様連れやお散歩におすすめです。
ちょっと遠出のおすすめ
少し遠出すると、また素敵な自然にあふれる場所があります。
どこもちょっと遠いので時間に余裕をもって出発するがおすすめ!
十和田湖
青森市内からおよそバスで3時間ちょっとの少し遠出となります。
途中の奥入瀬渓流にあるいくつかの滝も眺められるので、時間に余裕があれば、散策もおすすめです。
八甲田山
青森は八甲田連峰に囲まれており、ここにはロープウェイがあります。
冬~春はスキー客が多いのですが、もちろん夏も素晴らしい眺めです!
城ケ倉大橋
長いアーチ橋です。…というかものすごく高いところにかかっている橋です。
下には、渓流が…ありますが…覗き込むのがものすごく怖いです。
トイレがあるので、トイレ休憩がてら絶景をどうぞ。
萱野高原
十和田湖に行く途中にある萱野高原です。大きな看板などはありませんが草原が広がります。
トイレ休憩に最適で、子供たちが思いっきり走ることができる場所です。
「長生きのお茶」が無料で飲むことができるんですよ。
茶屋があり、青森名物「みそおでん」や雲谷(もや)そば、おだんごをいただくことができます。
ねぶたの最終日の花火は?
8月7日のねぶた最終日は昼間の運行があり、夜は海上運行と花火です。
6台の賞をとったねぶたと囃子方はこの海上運行に出られるんですね~
花火は1万発規模のなかなかの規模で、大きな二尺玉とよばれる花火も!
なかなか大きな花火が立て続けに打ち上げられるので、すばらしいですよ!
きっと駅裏側のベイブリッジに上ったらきれいなんだろうなーと思うのですが、通行止めです…。
花火の間、交通規制があちこちであるので注意が必要なんですよ。
駐車場は民間の駐車場のみなので、公共機関がおすすめです。
しっかりと見たい場合にはチケットがありますので、有料観覧席をとってごゆるりと御覧くださいね。
有料観覧席以外ではなかなか海上運行のねぶたまでは見えにくいと思われます。
どうしても遠くに見えるかなー、ああ囃子が聞こえてきたなーってくらいのレベルになります。
青森駅前新町から海手を歩けば花火は見ることができます。
あちこちに屋台が出ているので、なかなかの賑わいです。
トイレはあちこちにあるので、それほど探さなくても大丈夫なのがうれしいですね。
このねぶたと花火、いちばんよく見えるのは、この日青森港を出発する豪華客船でしょうね!
まとめ
ねぶた祭りと青森の魅力を十分に堪能できそうな気がしてきましたか?
全行程楽しんでほしいのですが、もちろんどこか一日でも十分楽しめます!