イカ天ぷらやタコの唐揚げ料理したことありますか?
油はねが凄すぎて、二度と作らない!って思ってましたが、油ハネ対策って調べればあるもんですね!
この方法を知ったら、揚げ物が楽しくなって、冷凍食品や霜がギッシリついたフライドポテトだって怖くなくなりますよ!
もくじ
イカの天ぷらなど油はねの原因はこれ!
イカの天ぷらに限らず、魚介類を揚げる場合には一般的に水をしっかり拭き取るのが最善の方法っていわれますよね。
ですがこれってかなり大変です。
だって、生臭い臭いがつくわけなので、使い捨てのキッチンペーパーが大量に消費されてしまうってことになりますし。
油はねの原因はつまるところ、水です。
油ハネの原因を知っておこう
油はねの原因は当然ですが水です。
この水が180度など、高温の油のなかに放り込まれると急激に水蒸気へと膨張します。なんと体積にして1000倍~1700倍にまで膨れ上がるんです。
これはもう水蒸気爆発と言ってもいいんじゃないかと思う程ですよね。
この急激な膨張は周りの高温に熱せられた油を巻き込むことで『油はね』が起きるというわけです。
超簡単な油はね防止対策ならニトリの油はねガード
水分があるとダメだけど、水分はとれない食材とかもありますよね。
そんな食材を揚げる場合は、もう油はねを勝手にしてもらうのも手です。
つまり、跳ねる油が飛び散らないようにガードしてしまえばいいんです。
最近巷で知られつつあるのがオイルスクリーンというアイテムです。
amazonや楽天でも販売していて1300円~2000円位で買えます。
【楽天市場】オイルスクリーン一覧
なんという事はない、網状のスクリーンによって油はねをガードしつつ、水蒸気は排出するというものなのですが、これが優れもの。
中の状況も見えますし、ガラス窓つきの蓋などのように、ふたうらの付いた水滴が油に落ちて油ハネをさらに引き起こすなんて心配もいらないというわけ。
私もこれを知ってすぐに通販で購入しようと思いましたが、ニトリだったら400円位で直径30cmタイプが手に入ると知りました。
近くにニトリがあるなら迷わずgo!ですね(^^)
イケアにもあるようですが、こちらは柄の部分がなく、本体中央に指でつまむ取手が付いているタイプのようです。
大きな油ハネだと流石にスクリーンを抜けてくることもありますから、ツマミタイプではなくやはりフライパンみたいな長い柄がついたニトリタイプがおすすめです。
長い柄がついているので、野菜を茹でたあとの湯切りもできますし、
狭いすきまがあればどこでも収納できて超便利ですよ♪
油はねしないフライドポテト(霜付き)の揚げ方
オイルスクリーンは即物的にはねを防止する方法ですが、他にもちょっとした知恵で油はねしないで調理する方法があります。
揚げ物のなかで、意外にやっかいなのが衣がなくって霜が付きやすい冷凍のフライドポテト。
どうにかして、これを安全にあげたいと思っていましたが、はねない調理法がありました!
それは・・油が低温の時に食材を投入する方法です。
普通は適温にまるまで油を熱してから投入するわけですが、霜付きフライドポテトなんかの場合は、火をつける前に油にドボンしてしまってから火をつけるんです。
水分は徐々に熱せられた油ではねることなく蒸発していってくれるので、油はねを気にせず調理することができますよ。
味も油っこくなるかと思いきや、おいしく揚がります。
衣のある鶏の唐揚げもこの方法で調理できますので、お試しあれ!
冷凍食品の霜付きエビフライなどパン粉付きの油はねは・・
エビフライなどのパン粉がついた冷凍食品って、つい長く冷蔵庫に入っていると霜がびっしりなんてことがありますよね。
衣が剥がれてしまうので、霜も取り切れないけど、取らずに油に放り込めば大惨事になりかねない・・と悩んでませんか?
そんな時は、最初に紹介したオイルスクリーンを使うのも手なのですが、その前に油ハネを抑えることができる簡単な方法があります。
その方法とはなんと、一度水にくぐらせてしまうこと!Σ(゚Д゚)
驚きますよね!水大敵なのに水にくぐらすなんて(笑)
でも、実はこれプロの料理人なら周知の技術なのだそうです。
水にくぐらすことで、余分な外側の水分を取り除くことができるんです。
でもパン粉が水を吸ってしまうんじゃ?と思いますが、実はパン粉は一定以上の水分はあまりすわないのだそう。
時間の限られたランチタイムなどにフライがある場合の温め直しにも使われる方法で、予めある程度揚げておき、最後にこの方法で温め直しをすれば1分程であつあつのフライが出せるというわけです。
こちらの場合は、水をくぐらせることによって衣が変色することを防ぐ効果があるんです。
まとめ
はねは水が高熱により急激に膨張することにより引き起こされる。
水分をなるべく取って投入するのが基本。
油はね防止方法として有効な3つの対策がある。
1,ステンレスオイルスクリーンでガードする
2,具材を常温の油に入れてから火をつける裏技を使う
3,パン粉付きの冷凍食品に霜がついている時は、思い切って水にくぐらせて霜をとってからあげたほうが水分を拭える。
完璧で万能な方法はないかもしれませんが、これらの方法によってかなりはね対策になりますのでお試しください。
オイルスクリーンは確実性が高いですし、レンジ周りの油はねも思っていた以上に軽減してくれますから後片付けも楽ですよ!