猫の介護
大切な家族でもある飼い猫の寿命が気になったことはありませんか。

まだ若い猫を飼っている方ならそれほど気にならないかもしれませんが、10歳を過ぎた猫を飼っている方は心配なことも増えてくるでしょう。

人間社会もご長寿さんが増えているように、猫の寿命も長くなっています。

大切な猫がのびのびと過ごせるような環境を整えて、できるだけ長い時間を一緒に過ごしたいですよね。

猫の年齢を人間に換算するといくつになるか、高齢猫との暮らしについて考えてみました。

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ペットの猫の寿命もご長寿時代


世界的な傾向にあるようですが、男性に対して女性の方が長生きだと言われています。

実は猫もメスの方が長生きなんですよ。といっても、それほどオスとの差はないんですけどね。

なにしろ室内飼いの猫の平均寿命が15歳を超えたというデーターがあるくらいですから、猫もご長寿時代を迎えたのです。


部屋飼いのペット猫は野良猫より3倍長生き?!


長生きする理由について諸説ありますが、まずは獣医療の進歩が考えられます。

人間の検査と変わらないほどの医療機器を導入している動物病院が増えてきたので、昔よりきめ細かく治療が行えるようになりました。

飼い主の意識も変わり、定期検診やちょっとした体調の変化にも気がついて、大きな病気を未然に防ぐことができます。

こうして猫の体調管理が出来るのも、室内飼いをする人が多くなったからですね。

室内飼いの猫は体調管理とプラスしてバランスの取れた餌も与えられるので寿命も延びてきたのでしょう。



野良猫は事故や怪我などで平均寿命が5~6歳といわれています。感染症も大きな原因になっています。

室内飼いされている猫と比べると、残念ながら平均寿命の差は大きいです。

しかし最近では地域ぐるみで野良猫の去勢や餌やりを行う町が増えてきました。

これから野良猫の世界も変わってくるかもしれませんね。


高齢期の猫の健康維持の注意点


室内飼いで生活環境が変わり、長生きする猫が増えましたが、飼い主としては「元気に長生き」をしてもらいたいですよね。

そのためには何をしてあげたらいいでしょう。


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10歳の猫からフード(餌)も切り替え時期

10歳の猫ですと人間年齢に換算するとだいたい56歳くらいです。人間だったらまだまだ働き盛りでしょうか。

猫の方は高齢期に入ってきます。走ってじゃれ回ることもありますから、飼い主はまだ大丈夫だと思いがちですが、猫の1年は人間よりも早く年を取ります。

餌もシニア用に替える時期に入ります。


12~13歳は猫の歯が抜ける年齢

12歳(人間64歳)~13歳(人間68歳)くらいになると、歯が抜ける猫もいますし、高い場所へ飛び乗るのをためらうようになります。

でも窓の外を気にするのは変わりません。良い刺激にもなるので台を置いて外を見られるようにしてあげましょう。


15~17歳 歯が悪くなったらドライフードからウェットフード

15歳(人間76歳)~17歳(人間84歳)

毛艶も悪くなり、寝ていることが多くなります。歯が悪くなりドライフードを食べなくなる猫もいます。

行動範囲も狭くなり、トイレを失敗する猫もいるでしょう。

なるべく穏やかに過ごせるように環境を整えてあげてください。

トイレを失敗したときに掃除しやすいようにシートや新聞などを敷いておきましょう。

ドライフードから急にウェットフードに替えると食べない猫もいます。

猫は匂いで食べるというわれるくらいなので、食べさせるコツとして試してみてもらいたいのですが、ウェットフードを少し温めてからあげてみてください。



18~20歳 超高齢期は環境変化がないようにする

18歳(人間88歳)~20歳(96歳)

超高齢期の後半になります。

白内障や、足腰の筋肉が落ちてよろよろ歩く、背骨が目立ってくるなど心配なことが増えてきますが、室内の温度や急激な環境の変化などに気をつけて、見守ってあげましょう。

食べるものやトイレにも気をつけてあげてくださいね。静かにいつもと変わりなく過ごすことが大事です。

残された時間は確実に短くなっています。なるべく一緒にいてあげたいですね。


まとめ


動物とのふれあいは、医療現場でのセラーピーに取り入れられていることもありますが、猫に触れていると穏やかな気持ちになり「リラックスして血圧や心拍数が低下する」と科学的にも実証されているようです。

猫の柔らかい体を撫でていると、たしかにリラックスして気持ちが楽になることがあります。

うるさく走り回ってイタズラしていた猫も、だんだんと年を取るとおとなしくなり、いろいろな粗相も出てきます。

人間が年を取るとサポートが必要なように、猫もサポートしてあげなくてはいけません。

今度は飼い主が猫をリラックスさせてあげる番です。



うちにも今年20歳になる猫がいます。

まだまだ元気でしつこく甘えてきますが、走ることもじゃれることもなくなり、ボーッと一点を見つめる時間が長くなりました。

人間よりも数倍も早く年を取るのは分かっていても、やはり寂しい気持ちになりますね。

できる限り居心地良くさせてあげようと、パソコンの前で寝ていても動かさずにそっとしておきます。

本当はものすごく邪魔なんですけど。


たくさんの楽しい時間を過ごさせてくれた大切な家族ですから、最期の時までしっかりと面倒を見てあげたいって思います。

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